令和6年1月12日(金)10:00~初念仏講を開催いたしました。心新たにお念仏の実践に励み皆さまと共にまた法灯を繋いでいきました。
法要後は、井手歌香様に「お琴の演奏」をしてもらいました。清々しい筝曲の調べは、コロナ禍などで傷んだ心を慰めてくれるように。
私たちの心の中に、穏やかさと安らぎを与えて頂いたように思います。井手様素敵な演奏をありがとうございました。
4月22日(土)10:00より御忌(ぎょき)法要を執り行いました。
御忌は、浄土宗をお開きになった宗祖法然上人の命日忌の法要であります。
「智者のふるまいをせずして、ただ一向に念仏すべし」一枚起請文の中の一節です。
たとえ仏教を極めたとしても、決しておごり高ぶるのではなく、ただひたすらにお念仏に励んでほしい。
法然上人の最後の願いでもあったというのは、言うまでもありません。
上人のご遺徳を偲び、お念仏をお唱えしご回向をいたしました。
その後は、鹿島市民図書館の学芸員、高橋研一氏を招いて、源昌寺の歴史と文化について
皆さんと一緒に学習をいたしました。
近隣で発生した安政の大火で本堂が焼け落ちましたが、先人のたゆまない努力と
檀家各家のご先祖様が必死に寺の再建と維持に努めて来られた深い歴史を知り胸が熱くなりました。
島原からの歴史と鎌倉時代から江戸時代に起こった色々な文化や浄土宗の伝播など。
大変勉強になったいいお話を聞けました。
また、新たな志を持って、先人に負けないように頑張っていかなければ。そんな思いが沸き上がって
来たのは私だけでしょうか。御参詣頂いた方々を見ていたら皆さんもきっとそう思われたに違いない。
そう思える時間があっという間に過ぎていきました。たくさんの御参詣、ありがとうございました。
令和5年1月19日(木)10:00より新年初めての法要である初念仏講を開催しました。
例年は12日に行っておりましたが、新型コロナウイルス感染症の動向により、日程を変更しての開催でありました。
皆さまと共に礼拝をし、心新たにお念仏の「行」をまた一つ積むことができました。
今年は、「うさぎ年」。特に今年は、「癸(みずのと)卯年」。この年は、以前までのことに区切りがつき、次へ向かっていく年だと言われています。
この組み合わせの年は、60年前。この年には、かの名作「鉄腕アトム」がテレビアニメ第1号として放映が始まった年。
テレビ番組では「キューピー3分クッキング」が始まった年。超ロングセラーの「日清焼きそば」が世に出た年。だそうです。
昨年までは、何かと暗い話題でしたが、区切りがつき、何か新しいことがはじまりそうですね。
皆さまとと心新たに、お念仏と共にまた精進していきたいと思います。