暑い日が続いております。いかがおすごしでしょうか?
8月のお盆回向会に向けて準備をしております。回向の申し込みを頂いた方へお渡しする「おふだ」へ回向をいたしました。
コロナ感染症が早く終息することを祈りつつ、皆さまが平穏で安心して暮らせる毎日が早く戻りますようにと祈りつつ、読経を行いました。
最近、とても嬉しいことがありました。浄土宗の宗祖法然上人のご命日忌の「御忌法要」を令和4年4月29日(祝)に開催した際に撮影をしてくださった写真を頂きました。また、いつでも撮影して送りますよ!そう、言ってくださいました。N村様ありがとうございました。
私は、学生時代は京都の大学に通っておりました。毎年夏の修練道場での修行を終えると、嵯峨野の清凉寺へお参りをしておりました。まさにその場所は、法然上人が24歳の頃、皆が救われる道はないのだろうか。とお悩み頂き、清凉寺に籠られて修行をされた場所でありました。いわば、浄土宗にとって原点となる場所であります。私は、無事に夏の修練が満行したことの報告を兼ね、また、法然上人のご遺徳を偲ぶために、参拝しお念仏を申しておりました。そんなことを思い返しながら、上人のご遺徳に感謝しつつ、皆さまと共にご回向をさせて頂きました。
皆さま、明けましておめでとうございます。今年1年も皆様にとっていい一年でありますように。さて、平成29年1月12日(木)は当山、源昌寺の初念仏講を行いました。新しい年を迎え、阿弥陀様に手を合わせ、心新たにお念仏の誓いをたてる大切な法要です。たくさんの方々のお参りいただき、ありがとうございました。
近所の和尚様方にもお参りいただきました。
お話は、三福寺副住職の永田知徳上人に行っていただきました。心の持ち方、生き方についてのお話でした。心をどういう風に持って生きていくか。忙しい毎日の中で、なかなか自分を見つめ直すことは、困難でありますが、大切なことではないでしょうか。心静かにお話に耳を傾けて聞かれている姿がとても印象的でした。平成29年も皆様と共にお念仏をして参りましょう。
新年、あけましておめでとうございます。新春、最初の法要であります、「初念仏講」を11時より当山源昌寺本堂にて行いました。この法要は心新たにお念仏をお称え
し、ご先祖様に感謝をする大事な法要です。
今年も、たくさんの方々においでいただきました。お越しいただいた方々のお顔を拝見しておりますと、健やかに新年をお迎えになったことが分かるようでした。
住職の話の中で「お正月」についてがあり、正月とは中国で一年の始まりの月を正月という習慣があって、それは紀元前の中国ですでにあったもの。そして、中国から日本に
伝わり、正月は年神様(歳神様)を迎えて その年の豊作を祈る「神祭り」として位置づけられるようになったものだそうです。
また、法話の中で話されていましたが、正月の「正」は「一」に「止める」と書くように、この正月にご先祖様を大切にする心をもう一度、再認識してお念仏とともに歩む私
たち、そういう姿で居続けたいものですね。
暑い8月も今日で終わり、明日からは9月がやって来ます。朝晩、幾分か過ごしやすくなってきました。さて、9月には仏教の行事があります。それは、「お彼岸」です。「お彼岸」は春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(一年で14日間)です。最初の日を「彼岸入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。今年の「彼岸入り」は9月20日、「彼岸明け」は9月26日ということになります。では、この「お彼岸」とはどういうものなのでしょうか。
お彼岸というのは私たちの住む現世(此岸)から、向こう岸にある迷いのない悟りの世界(彼岸)へ渡るための修行期間だとされています。仏教の教えを守り、行いをつつしむ期間です。3月と9月の年2回で、今ではそれぞれ春分の日と秋分の日と結びつき、墓参りなどをする年中行事で、先祖供養や仏道実践を通して私たちの「心」を軌道修正する大切な期間なのです。 2013年8月31日