令和7年2月8日(土)は夜半から雪が積もり、何年ぶり?かの大雪となりました。
源昌寺の周辺も久しぶり積もり雪化粧となりました。
ただ見れば なんの苦もなき 水鳥の 足に暇なき
我が思いかな
水戸光圀公がお作りになった和歌です。
【意味】水鳥はスイスイと水面に浮いているように思える。
でも、水面下では足をひっきりなしに動かして、見
えない所で苦労している。
他人のやっている事は、気楽で簡単にそうに見える。
しかし自分でやって見ると、以外に簡単にいかない
のが常。自分が同じ事を行う時に初めてその大変さ
が分かる。
最近は、この言葉が胸に突き刺さります。一国一寺を預かる身として。
寺の運営も難しい時代となりました。しかし、実は視点が違うから
思いがズレてしまうのでしょうか。
ただ、ひたすらに念仏に励む毎日をお過ごしくださった法然上人。
また、400年以上続く法灯をお守り頂いた歴代上人。
いつの時代も苦労は尽きませんが・・・
その足跡をたどるとき。不思議とその苦労と想いに。
自然と涙が出て参ります。
合掌
令和7年1月12日(日)10:00~初念仏講を執り行いました。当日は、大雪の予報でどうなるかとても心配いたしましたが、晴れ男の住職の力でしょうか。午前中はとてもいい天気となりました。檀信徒の皆様と共に新しい年を迎え、心新たにお念仏をし、新年がいい年でありますように。そんな願いを込めて読経・回向をいたしました。今年は、杵屋五洲様、杵屋五猿様を招いて、「長唄の演奏」をして頂きました。日本人は古来より、四季を楽しみ、また季節の変わり目を敏感に感じながら日々生活をしていたのだと。また、それを三味線の音で「冬の雪」や「夏の海」、「秋の虫」を表現しているのが、歌舞伎の醍醐味でもあるとのこと。日本人は、四季を愛し楽しみ日々過ごしてきた。そのことを改めて想わせて頂くようでもありました。法要が終わった後、参詣者の皆様から「あーとてもよかった~」そう言って頂きました。
源昌寺通信「木漏れ日」第5号を発行しました!
檀信徒の皆様には、「初念仏講」の案内と一緒に郵送いたします!
【トピックス】
こちらのURLよりご覧いただけます。
令和6年7月30日(火)10:00より源昌寺山門前において、山門解体浄め式を執り行いました。
当山の山門は、本堂と同時に建てられ、安政年間よりずっと源昌寺の象徴として、檀信徒及び寺門の歴史を
見守り続けて来ました。しかしながら、老朽化が進み柱や梁は朽ちてきており、このままでは参詣者等の安全を確保出来ないため、総代会にて一旦は解体し、5~6年後の本堂・山門大修復の際に建立し、新たな象徴となるようにと考えています。これまでの長い歴史に感謝をすると共に、これから取り組む大修復の安寧を願い、山門浄め式を執り行いました。当日は、有森総代長を始め、多数の総代様に出席を頂き、無事執り行うことが出来ました。山門は、8月のお盆前に解体する運びとなっています。
山門解体式の様子はこちらからご覧になれます。↓↓
源昌寺通信「木漏れ日」第4号を発行しました!
檀信徒の皆様には、「お盆合同回向会」の案内と一緒に郵送いたします!
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