今年も残すところ、2週間ほどとなりました。
年末にお参り頂いた方々へお渡しする「おふだ」。
新たな年がいい一年となりますように!
また、新型コロナウイルス感染症が一日でも早く終息しますようにと願いを込めて。
回向をいたしました。
年末に参詣の上御志納いただきました方へ「おふだ」と浄土宗のカレンダーをお渡しいたします。
令和4年10月1日(土)14:30より、当山の令和4年施餓鬼法要を開催いたしました。
今年も新型コロナ感染症の予防対策として、午前中は一般参詣者のお参りのみ、午後から初施餓鬼をお迎えのご家庭だけという形を取らせていただきました。素晴らしい秋晴の下にたくさんの皆様のご支援とご協力をいただき誠にありがとうございました。
私自身も住職として初めての導師を務めさせていただきました。何事も最初が肝心。
この思いをずっと持ち続けようと思っております。皆様と共にお念仏を唱え、一緒にご回向をいたしました。
また、最近はずっと出来なかった詠唱奉納も各回向の後に入れさせていただきました。
熱き想いを胸に・・。生前のお姿を偲びつつ。皆様と共にお唱えした詠唱は、必ずや亡き人の元に届いたことでしょう。たくさんの方々にお参り頂きまして本当にありがとうございました。
皆さま、どんなお盆をお過ごしになったでしょうか?
当山、源昌寺では、初めてお盆の合同回向会を開催いたしました。
これまでは、先代住職と一緒に佐賀県内を棚経(ご自宅に伺ってご供養をすること)しておりましたが、住職を交代し、また先代も引退をしています。
昨今のコロナ感染症対策等、色んな状況を考えて、本堂での合同の回向会を開催することになりました。
開催するまでには、、、
色々と思い悩みましたが、「開催してよかった」と思える励ましの言葉や労いの言葉をいただきました。
「和顔愛語」・・・仏教ではよく耳にする言葉です。何気ない一言が人を救うこともあれば、そうでないこともある。
「ことば」には、強い力を持っていると思います。
たくさんの方々にお参り頂き、ありがとうございました。源昌寺の法灯を繋ぐ糧となったことは、言うまでもありません。
ご先祖様に思いを馳せ、多くの方々の「いのち」のつながりとご縁に感謝しながら、ご回向をさせていただきました。
最近、とても嬉しいことがありました。浄土宗の宗祖法然上人のご命日忌の「御忌法要」を令和4年4月29日(祝)に開催した際に撮影をしてくださった写真を頂きました。また、いつでも撮影して送りますよ!そう、言ってくださいました。N村様ありがとうございました。
私は、学生時代は京都の大学に通っておりました。毎年夏の修練道場での修行を終えると、嵯峨野の清凉寺へお参りをしておりました。まさにその場所は、法然上人が24歳の頃、皆が救われる道はないのだろうか。とお悩み頂き、清凉寺に籠られて修行をされた場所でありました。いわば、浄土宗にとって原点となる場所であります。私は、無事に夏の修練が満行したことの報告を兼ね、また、法然上人のご遺徳を偲ぶために、参拝しお念仏を申しておりました。そんなことを思い返しながら、上人のご遺徳に感謝しつつ、皆さまと共にご回向をさせて頂きました。